359)「子供を起業家に育てよう」(キャメロン・ヘロルド)

私自身、幾つものことに気づかされました。
「魚を与えるのではなく、魚の獲り方を教える」
有名なこの言葉は知っていましたが、子育てでこの考え方をしっかり活用していく・・・。
お小遣いの与え方一つでも、子どもたちの才能を開花させる方法とそうではない方法があるということなのですね。動画は約20分です。

学校にうんざりし、授業に落ちこぼれ、クラスメートとも合わない? もしかしたらその子は起業家タイプかもしれないと、キャメロン・ヘロルドは言います。TEDxEdmontonで彼は、起業家志望の子供たちや大人たちが才能を開花させられるよう、育成と教育の必要性を主張しています。

次のサイトの解説がとてもわかりやすいです。
落ちこぼれこそ、起業家タイプだった!キャメロン・ヘロルドが語る「子供を起業家に育てよう」

以下に一部を引用します。

・物事は交渉できる
最初の事業は7歳のとき、ハンガーを町中のクリーニング屋に電話をかけて売り込みました。1本3セント程度でしたが、近所の家を回っ て千本くらい集めました。そして交渉できることも知り、3セントと言う相手には、3.5セントと値段を引き上げさせました。

・お金と需要を持った人を見つける
10歳の時には、コミックを貧しい子から買い取り、それから別の場所に行って金持ちの子にそれを売りました。安く買って高く売る、という方式は私にはもう当たり前のことでした。

・ゴミの中に可能性を見出す
父の自動車修理工場でいらなくなったゴミにだすはずの廃品を、金属スクラップ回収業者へいき、お金に換えました。奇妙なことに30年後私たちは「1-800-GOT-JUNK?」という廃品回収会社を立ち上げることになりました。

・選択肢を作って選ばせる
11歳のときには、母の日に小さな針刺しを作りました。選択肢が必要だと気付き、2色つくって「おひとついかがですか?」と言う代わりに「どっちの色が好きですか?」と聞いて売りました。

・顧客から得られる継続収入はすごい
夏の間中、近所の芝生を刈ってお金をもらっていたことがあります。一度顧客を手にしたらその人から毎週収入が得られる素晴らしさに気づきました。それは針刺しを1個ずつ売るするよりずっといいです。

・早くお金になる方法を見つける
ゴルフコースに行ってキャディをしました。友達は、5時間ずっとバッグを運んで10ドルもらっていましたが、 それは馬鹿らしいと思い、私は13番ホールのところにあった大きな丘で待ち、キャディのいない人のバッグを運んでやりました。全員から1ドルもらいました。

・需要に合わせてパッケージ売りをする
12歳の時、ゴルフコースでボール拾いをしました。私は池の中に入りました。ボールはみんな池の中にあったのに、誰も入らなかったからです。古いゴルフボールはそのままでは売れないので、3種類のパッケージを用意しました。一流品は1個2ドル、綺麗なやつは1個50セント、汚いやつは練習用として50個入りで。

・ブランド化する
カールトン大の最初の年の学費はワイン用の革袋を売って稼ぎ出しました。ズボ ンに忍ばせておけば、フットボールの試合のときに酒盛りができます。とても売れたので、私はブランド化も図って、大学のロゴを入れたのを5倍の値段で売りました。

次のリンク先でプレゼンの全文をテキストで読めます。
http://logmi.jp/89174

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