350)「共感の輪を広げることの大切さ」、「そこに住む人の『誇りを再建する』」八幡浜の浜田さん( 「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」代表)

次のようなキーワードが引っかかりました。
「誇りの再建」「まちの編集」「コミュニティづくり」「地域の物語」「共感の輪」

今回は八幡浜の浜田規史さんの記事の紹介です。
表題にも2つ載せましたが、すごいなと思える内容になっています。
まずは、浜田さんのプロフィールから。

愛媛県八幡浜市生まれ。山口大学卒。 複数の仕事(事業)をこなす、パラレルワーカー・NPOブロガー。人とまちの“魅える化”が得意で、主に地域活性・NPOの中間支援をやっています。現在、学び方・集い方・暮らし方を変える地域拠点を準備中。高校時代にお店を開店したことで地元が大好きになりました。 オフィシャルブログ運営、 「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」の代表、「KITONARU」編集長などを務めています。

「NPO法人八幡浜元気プロジェクト」「KITONARU」。
この2つのサイトは圧巻です。(リンクを記事の最後に貼っておきます。)

記事は次のような書き出しで始まります。

みなさんは、自分の生まれ育った地域に「誇り」を持っていますか?

私の住むまちは、愛媛県八幡浜市。四国の西の玄関口として、古くから大阪・高知との中継交易地として栄え、四国で最初に電灯が灯り、愛媛で最初に銀行が誕生したまちです。ライト兄弟よりも早く飛行実験に成功した二宮忠八をはじめ、先人たちの挑戦や功績は、現代に生きる私にとっての誇りです。

そんな私の故郷ですが、2002年4月15日の「日経ビジネス」情報誌における特集で「全国衰退都市ランキング第4位」にランクイン。新卒1年目で地元企業に就職したばかりだった当時の私は、「まさか自分の住むまちが…」と衝撃が走り、言葉が出ませんでした。

その後、任意団体としての準備期間を経て、2014年、地元に帰ってきた同級生などともにNPO法人「八幡浜元気プロジェクト」(若者を主体とした地域活性化団体)を設立。疲弊感や閉塞感が漂う地元に、風を呼び込み、光を当てることを通じて、そこに住む人の「誇りを再建する」という考えのもと、動き出しました。

その後も次のようなキーフレーズが続きます。

「まちを編集する」
その価値観を共有すると、それぞれのまちで、編集者が増えていくと思う。
たとえば、~~。本来は「みかん」と言って終わりのところを、「みかんにどうやって付加価値を付けて、受け手に届けるか」と考える。それって、編集者の仕事に似ていると思うんです。

自分自身の感性を信じること
地域の発見を「自分の言葉」で発信すること
その発見を地域の人と「喜び合い」、地域が「盛り上がっている」空気感をつくること

地方創生とは、1人ひとりが自分の地域のために何ができるのかを主体的に考えて、自分のできることでまちに貢献すること

地方創生会議に参加して、感じたことが3つ
1つは、「自分の地域に誇りを持つことの大切さ」
2つ目は、「地域と向き合いながら、自律的に動くことの大切さ」
3つ目は、「一人ひとりの物語を応援し、共感の輪を広げることの大切さ」

詳細は次のリンク先でご覧ください。
http://greenz.jp/2017/08/25/chihousousei_kaigi_2017/


http://kitonaru.com/
http://www.re-ygp.com/

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