327)宇和島を誇りに思う意志が、宇和島の力の源泉になるという話


伊藤香織さん(東京理科大学 教授、シビックプライド研究会 代表)の記事の紹介です。

シビックプライド【宇和島を誇りに思う意志】がこれからの地域運営では重要なファクターになると、東京理科大学の伊藤香織教授。行政に一方的に苦情を言うのではなく、課題を前にして自分なら何ができるか、市民1人ひとりが想像力を持つべきだという

※↑【宇和島を誇りに思う意志】はFanUwajimaが挿入。

シビックプライドは市民の誇りを持って地域を良くしていこうとする当事者意識や自負心であり、これからの自治体運営では重要なファクターとなるでしょう。

まちのことは行政に任せっきりではなく、自分もまちを作っている一員なのだと想像してみましょう。地域の課題を指摘して解決を望む声をあげることはもちろん重要ですが、行政に一方的に苦情を言うだけの人が増えると、行政は萎縮してますます創造性が失われていきます。

自治体の財政状況が厳しさを増す中で、課題を前にして自分なら何ができるか、解決するためには何が必要かを考える想像力を市民1人ひとりが持つことが、まちを動かす力になっていくでしょう。自分の生活が良くなることとまちが良くなることは実は一緒。それを全ての住民が考えていけるようになるためにシビックプライドは大きな役割を果たすと思います。

次の記述は「326)宇和島を売り込め!老舗旅館のポーランド人 グレブさん」でご紹介した
「木屋旅館」のスタイルに近いものがありますね。

岡さんはまち全体を旅館に見立てる「まちぐるみ旅館」構想を掲げています。お風呂は仏生山温泉に入り、食事は近所の食堂やカフェでいただき、寝泊りは温泉近くの宿泊スペースを利用するという具合です。それをずっと言い続けていたら、移住してきた人が雑貨屋を始めたり、洋服屋さんがおいしいパンを焼き始めたりして、妄想が実体化してきたと

以下、詳細はこちらでごらんください。
「高松」「宇和島」に読み替えれば全く同じことが言えます。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-7056.php

こちらはその前段です。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/02/post-7043_2.php

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