361)「スーパーこども記者賞」宇和津小6年生 西原くん。第8回 愛媛新聞こども新聞グランプリ

唯一受賞 宇和津小学校6年 西原万惺君(12)
素晴らしい!\(^^)/

6年連続で入賞を果たした児童だけに贈られる「スーパーこども記者賞」
「社会の見方変わる・変える」

まずは記事をご覧ください。注目したい点は後段で。
12月17日(日)の愛媛新聞です。記者さんは、森岡岳夢さん、山本茜さん。

社会科の授業で習った「文化財」が県内にもたくさんあることに注目。
善光寺薬師堂(鬼北町小松)、正法寺観音堂(宇和島市三間町黒井地)に足を運び、Q&Aを交えて特徴をまとめた。西原君は「古い建物でも、技術が現代より劣っているわけではなく、むしろ今となっては不可能な木の組み方をしており、すごいと感じた」と取材を楽しんだ。

とあります。

さすがに小学生が自分ひとりで、自主的にこうした取り組みをするということは考えにくいですね。
大人がそういう仕掛けを用意して、そこに上手にいざない、サポートする。
そういう下ごしらえがあって、その対象が地域の歴史であったということなんだと思います。

西原くんはそこで自ら意味や価値を発見していったということなのですね。

大人の関わり方次第によって、子どもがそれに呼応するということ。
ここにはものすごく大きな意味があると思います。

そして是非とも注目したいことは…
学校の子どもたちが、地域に出ていって、地域に関わっていくということなのか。
地域が、学校に入っていって、教育に関わっていくということなのか。

ここは一見似ているようですが、意味が全く違います。
地域が主役で、子どもがそこに参画するのか、
学校が主役で、地域がそこに参画するのか、ということなのですが…。

これはどちらが正しい、どちらが間違っている、ということではありません。
その取り組みが、何を目的にしているのかという違いです。

このことの意味については、改めて見ていく機会をつくります。

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