342)テクノロジーが変える「教育」の未来

ここまで来てるのか!この変化からは目が離せない!
そう思います。次の方々の対談です。
「すらら」の湯野川孝彦さん、「スタディサプリ」の山口文洋さん、「Schoo(スクー)」の森健志郎さん。
進行は、グロービス・デジタル・プラットフォームの井上陽介さん。

「スタディサプリ」の山口さんは次のようにおっしゃっています。
学校の中に課題がある。
私学は進んでいるが、公立が課題を抱えている。
いろんな教育委員会や校長先生にこう言っている。
企業が働き方改革をするように、学校現場も働き方改革をしましょう。
対談の中で山口さんは幾つもの鋭い(ある意味衝撃的な)指摘をされています。
一方、それは自治体と学校と先生が動けば大きな希望があることも示してくれているように思います。ご覧ください。

動画のすぐ下に、それぞれのサービスの紹介の要旨を載せておきます。
この部分だけでも興味深いです。
その下に、それぞれのサービスのリンクも貼っておきます。どんなものなのか見てみてください。

【すらら】
今のところ英語、数学、国語。小学生から高校生までのe-ラーニング。
特徴は学力の低い生徒さんに大変強い。
発達障害とか、学習障害の子どもたちにも対応できる。
海外もスリランカ、インドにも展開している。
http://surala.jp/

【スタディサプリ】
1か月980円。
いつでもどこでも最高の先生からの学びを提供できる。
塾に、月2万円、3万円、4万円払わなければならない世界の中で、それと同じクオリティのものが、オンラインビデオで980円で学べる環境を創っている。
高校生だけではなくて、小学生、中学生も。
日本だけではなくて、東南アジア、中南米でも展開している。
国内では約42万人のお子さんが月々980円で勉強してもらえるようになっている。

やりたい挑戦は3つ。
放課後の世界。教育だけが人生を変えれる唯一の手段だと思っている。
1 塾、予備校にいけるのは中間層以上の富裕層になってしまっている。
2 学校の中。現状は全くアナログ。生徒さんの情報をデジタル・カルテ化して、クラスが変わっても、学校が変わっても、生徒さんの情報をちゃんと引き継いだ先生が適切なコミュニケーションをとれるような状況をつくっていきたい。
 課題は、学校現場のWi-Fi環境。全国の進捗は17パーセント。総務省とネゴしたところ、2020年まで自治体と折半して学校を災害の避難場所という意味でのWi-Fi利用を主としながら、従として学校でもICTを使った教育を普及するということで、何とかこの2,3年で学校のインフラが整っていけばそこに我々の安価なソフトが入っていける。
3 新興国の教育を支援していきたい。教育を受けられない子どもがたくさんいる。教育が幸せの方程式になっている。ワンコインでいい教育を提供したい。
https://studysapuri.jp/

【Schoo(スクー)】
インターネット生放送を使った動画学習サービス。社会人向けに展開している。特徴は生放送。実名で登録いただき30万人の会員が参加をして、やりとりをしたり、教え合いをしたり、コミュニケーションをとったり、先生にリアルタイムで質問することもある。オンラインのワークショップシステムを活用してみんなで社会の課題を考えていくというような、実践的なインタラクティブな双方向性のある学習サービスをやっている。
きっかけは学びたい意欲はあったのに、つまらない教材しかなかったこと。
楽しく学べるサービスを提供したかった。
https://schoo.jp/guest

その他こんなサービスもあります。
【gacco】
http://gacco.org/about.html

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