325)シビックプライド + 何苦楚魂(なにくそだましい)=宇和島 伊達スピリッツ


シビックプライド
何苦楚魂(なにくそだましい)
宇和島 伊達スピリッツ(Spirit 魂)…。

今回は、シビックプライド(地域への誇り、愛郷心)の「つくり方」と「ひろめ方」の様々な方法のうちの一つについて見てみます。
あくまで一つの方法です。ただし実績はあるみたいです。

次の方々などの記事を紹介しながら見ていきます。
①伊藤香織さん(東京理科大学 教授、シビックプライド研究会 代表)
②佐藤瞳さん(愛媛大附属高校3年、地方創生政策コンテスト優秀賞)
③岩村明憲さん(宇和島東高出身、福島ホープス選手兼任監督)
④オランダ アムステルダムの取り組み

アムステルダムの取り組みの一つを見てみます
同じ写真ですが、次の写真とその次の写真では何か受ける印象が違いますか?

全く同じ宇和島の全景なのですが…。
次の写真とその次の写真では受ける印象は変わりますか?
(「I♡Uwajima」のデザインのよしあしはこの際よこに置いてくださいね 笑)

これも同じように。宇和島城の写真です…。印象はどうですか?

人口減少、少子高齢化。南予、宇和島はこれからとても厳しい状況を迎えます。
手を打っていかないとジリ貧になっていきます。どのような手を打つにせよ大切なことの一つは全員野球。「当事者意識」「本気度」ですよね。そして、そうした気持ちは地域に対する「思い」と「志」抜きでは語れないように思います。

①「シビックプライド」とは何か?
伊藤香織さん(東京理科大学 教授、シビックプライド研究会 代表)

 「シビックプライド(Civic Pride)」とは都市に対する市民の誇りを指す言葉です。

日本語の「郷土愛」といった言葉と似ていますが、単に地域に対する愛着を示すだけではないところが違います。「シビック(市民の/都市の)」には権利と義務を持って活動する主体としての市民性という意味がある。自分自身が関わって地域を良くしていこうとする、ある種の当事者意識に基づく自負心、それがシビックプライドということです。

詳しくはこちらで。伊藤香織さんが説明してくれています。
シビックプライドが地域の価値を再定義する

② 愛媛大附属高校3年、佐藤瞳さん
「地方創生☆政策アイデアコンテスト」(内閣府主催)で優秀賞を受賞しています。
「シビックプライド」について着目した発表です。
ぜひ次の記事もご覧いただきたいと思います。

322)プレゼンの動画が公開されています 地方創生政策コンテスト優秀賞(愛媛大附属高校3年の佐藤瞳さん)

308)地元愛醸成に着目 地方創生政策コンテストで佐藤さん(愛媛大附属高)優秀賞

③ 「何苦楚魂(なにくそだましい)」とは何か?
福島ホープス選手兼任監督の岩村明憲さんは、ご自身の座右の銘「何苦楚魂(なにくそだましい)」について、インタビューで次のように語られています。

「何苦楚魂」とはどんな意味があるのですか?

「何苦楚」というのは「何事も苦しむことが礎(いしずえ)となり、どんな事があっても新しい日が来る」という意味の「何苦楚日々新也(なにくそひびあらたなり)」が本来の言葉です。

170)岩村監督から学ぶもの 「何苦楚魂」 今こそ宇和島に必要な考え方

④オランダ アムステルダムの取り組み
こちらでご確認ください。冒頭の写真の対比にの意味についての説明があります。
http://ryushiosaki.com/local-promotion-how-to-create-the-city-campaign-for-the-last-ten-years/

シビックプライド + 何苦楚魂(なにくそだましい)=宇和島 伊達スピリッツ
私たち一人ひとりを奮い立たせてくれる、多くの人の共通の方向性ともいえる志はこれかなと思いました。

そう考えないと説明できないような行動・実践をされている方々がいます。
次回以降はそういう方々にもスポットをあてていきたいと思います。

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