322)プレゼンの動画が公開されています 地方創生政策コンテスト優秀賞(愛媛大附属高校3年の佐藤瞳さん)

「地方創生☆政策アイデアコンテスト2016」で優秀賞を受賞した愛媛大附属高校3年の佐藤瞳さんの受賞プレゼンの動画が公開されています。

308)地元愛醸成に着目 地方創生政策コンテストで佐藤さん(愛媛大附属高)優秀賞
313)「シビックプライドとは何か」 「シビックプライドが地域の価値を再定義する」
の続報になります。素晴らしいです。ぜひご覧ください。

愛媛大学附属高等学校 佐藤 瞳 プレゼンテーション
マインドから変える地方創生~私が考案した地方間交流型フィールドワークの可能性~

以下、プレゼンのポイントを抜き書きします。
詳しくは動画をご覧ください。

みなさん、こんにちは。みかんの国から来ました。佐藤瞳です。よろしくお願いします!

さて、みなさん「シビックプライド」という言葉をご存じですか?
「シビックプライド」とは、都市に対する市民の誇り、愛着のことを指します。

私は2つの仮説をたてました。
一つ目。シビックプライドが高ければ、自分の地元に残りたいという気持ちが強く、転出数が少ないのではないかというものです。
二つ目。シビックプライドが高ければ、他地域からほめられることが多く観光客が多いのではないかというものです。
この2つをリーサスを用いて検証していきます。

そこで私が考案するのが、地方間交流フィールドワークです。

コミュニティスクールを介して、地域の大人の手を借りながら自分たちの地域について知るきっかけをつくります。
最終的には互いの地域を何度か訪問しあって実際にその地域について確かめます。

私がコミュニティスクールにこだわる理由は、日本にもともとあった従来の絆をとりもどすためです。
そして山口県にこだわる理由は、コミュニティスクール普及率愛媛県が1.2%に対し山口県が99.8%だからです。山口県のコミュニティスクールの在り方について学びたいと思います。
私の地元愛媛県松山市には、なんとコミュニティスクールがゼロ校です。
そこで山口県の教育委員会、愛媛県の鬼北町にある日吉小学校、そして東京都三鷹市などにコミュニティスクールの効果について…、様々な効果を知ることができました。

今後の展望としては、山口県と愛媛県を実際に…、地方間交流型フィールドワークを行って、それをプロトタイプとして全国に活動を広げていくことです。
日本へ誇りを持つ私の「地方創生」への挑戦はまだまだ続きます!

素晴らしいですね。
こうした地域の次世代を担う若い人と、これまでの地域を担ってきた大人がつながる。そして地域に誇りを持つ「地方創生」への挑戦を続けることができたらチャンスはまだまだあると思います。なにしろ愛媛県のコミュニティスクールの普及率は1.2%なのですから。
鬼北町のこれまでの取り組み。うまくいったこと、うまくいかなかったこと。両方あると思います。先行事例の教訓は他の地域のこれからの取り組みにぜひ水平展開したいですね。

https://resas-portal.go.jp/

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