318)「漁師軍団の女性リーダーが描く地方創生の妙手」漁業を営むGHIBLI(ギブリ)の社長、坪内知佳さん。

山陰の古都・萩に、荒くれ者の漁師軍団を率いる若手女性リーダーがいる。水揚げした魚の加工・流通販売など6次産業化を進めて地元漁業の経営を立て直してきた彼女が、新たに進めようとしている地方創生ビジネスとは。

「やっぱり海が好き」
萩市も隣の長門市も『消滅可能性都市』として名前が挙がりました。こんなに素晴らしい景色なのに。何とか地域を元気にできないかな。困っている人たちを目の当たりにして、何かしたいという気持ちが高まっていきました

いま始めようとしているのが、幾つかの真珠の産地と組んでの6次産業化。魚はあまり食べなくても、真珠なら好きという女性は多いでしょ。こうしてみんなが海に注目してくれれば、海を通して、地域を活性化しようと色々な話が出てくるはず。真珠はまだ試作段階ですが、これからが楽しみです

そう話す坪内氏。身に着けていたネックレスとイヤリングには、試作したというその真珠が輝いていた。アクセサリー以外にも、真珠を使った様々な商品がこれから出てくるのかもしれない。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/221102/012500397/?P=1&ST=smart

■子どもにとっての「故郷」を守りたい。
■日本が失ってきた「豊かさ」がある島の再生。
■出荷した数だけクレームが返ってきて、電話は鳴りっぱなし。
■現場から自然に生まれてきた、意識の変化。
■「彼らの目線に立つ」ことで、仲間に入れてもらった。
■うちだけでは無理と言い続けて、みんなの視野を広げてきた。
■一番大きな風呂敷を広げて、従業員を、広く、引っ張っていく。
■今あることは当たり前じゃない。50年先を見越してプラスをつくりたい。
■未来へ継承するために生きるという視点が、芽生えてきた。
■刺し盛りの美しい食文化が、50年後も健在であるために!

項目のタイトルだけ拾ってみました。詳しくは次のリンク先でご覧ください。
http://www.nichigas.co.jp/special/peoples/05/

坪内 知佳
萩大島船団丸 / 株式会社GHIBLI 代表
1986年福井県生まれ。大学卒業後、翻訳事務所を立ち上げ、企業を対象にした翻訳とコンサルティング業務に従事。結婚を機に萩大島に移住し、2012年に3船団からなる合同会社「萩大島船団丸」の代表に就任。魚の販売先を開拓する営業、商品管理と配送業務、3船団のマネジメントをまとめあげ、萩大島から6次産業化事業を牽引している。2014年に株式会社GHIBLIとして法人化。萩大島のビジネスモデルを全国に水平展開することを目指して奮闘中。週に1〜2日は全国で講演をし、他の日も他県に営業にまわる多忙な日々をパワフルにこなす1児の母。

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