10月26日、松山で行われた「第61回愛媛県ふぐ調理名人戦大会」で「一心」の板前・吉良剛さん(44)が優勝、名人位に認定されたというニュースです。
こうして技術が磨かれ、受け継がれていくのですね。
吉良さん。おめでとうございます。
ところで…、
「一心」さんといえば、私も行ったことがあります。
お店の雰囲気もいい感じです。料理も美味しい。女将さんも素敵な方です。
当時は知らなかったのですが、もし、一心のホームページの存在を知っていてたら、きっと大将にも声をかけさせていただいていたと思います。女将さんとももっと別の会話をさせていただいたかもしれません。
そのお店、その人たちの物語は、それ自体が一つの価値ですね。
それがあるからまた訪ねたくなる。
「一心」さんのホームページ、「会社」概要のページには次のようにあります。
昭和59年5月に開店して以来、18年目にして
念願のホームページを開設いたしました。
当時26歳と18歳だった若夫婦は、ともに顔に皺を重ね、
めっきり白髪が増えた少し頑固な大将と、
おっちょこちょいでそそっかしいのは宇和島一の女将として、
日々頑張っております。こんな言葉を添えて開設した一心のHP。
昨年このように書き換えました。昭和59年5月に開店した一心は30年を迎えることができました。
当時26歳と18歳だった若夫婦の身体は、もうボロボロです。大将の髪は真っ白になり、海辺で箱を開けた浦島太郎のようです。
いかつい顔は少し和らいだものの、頑固な性格はそのままです
(いや…益々気難しくなったかも)。
「老眼鏡をかけて刺身を引きたくない」これは大将のポリシーでしたが、
老眼鏡が手放せなくなった現在、カウンターで刺身を引く仕事は
若い世代にバトンタッチです。この“若い世代”…小さいころから坊主頭がトレードマーク。
高校生の野球少年に見られがちですが、只今26歳。
30年前の大将の年齢です。今後ともよろしくお願いいたします。「いつまでも若々しく・明るく・元気よく!」こんな私も、
遠近両用メガネの協力を得て、あちこちガタがきた身体に鞭打ち頑張る日々。
しかし、おっちょこちょいは未だ変わらず…
もし、お嫁さんが来てくれるようなことになれば、
見た目も妖怪化した私は、姥捨て山行きですね。でも、夫婦共々いつまでも気持ちは昔のままです。
一心を思い出していただけることがありましたら、
ぜひお立ち寄りくださいませ。心よりお待ち致しております。
2014年5月こんな夫婦がやってるお店です。
次に宇和島に帰る機会があれば、ぜひとも寄らせていただきたいと思います。
こちらは、女将さんのブログです。
ねぇ、ちょっときいて!宇和島の一心です(^v^)♪
こちらは、大将の代弁?ブログです。
うわじまの魚 食べにきてやんさいや!