250)宇和島プロジェクト始動! ハラル認証のマグロ初出荷 マレーシアで販売へ

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画期的な事業展開の第一歩が踏み出されたことについてのニュースです。
何が、どのように画期的なのかについては、後半でご紹介します。
まずは記事をご覧ください。

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記事の冒頭としめを抜き書きしてみます。
記者は、石田一真さん、渡部竜太郎さんです。

 水産物加工・販売を手掛ける宇和島プロジェクト(宇和島市坂下津、木和田権一社長)は26日、イスラム教徒の戒律に沿った「ハラル認証」を取得した愛南町産の養殖クロマグロ一匹を初出荷した。30日からマレーシア・クアラルンプールの高級スーパーなどで販売される。

宇和島プロジェクトの石崎崇仁専務は「中東地域での販売拡大の足掛かりにするとともに、県産養殖魚の良さを世界にアピールしたい」と意気込んだ。

宇和島プロジェクトが「ハラル認証」を取得した養殖クロマグロの一匹を初出荷した、このことの意義は次のとおりだと認識しております。

魚食について縮小し続ける国内市場。
したがって低迷する漁価。一方で高騰する餌代。
生産者の方々にとっては苦しい状況が続いているのだと勝手に理解しております。
その状況が大きく変わるかもしれないということ。
市場が大きく拡大するかもしれないということ。
そういうことなのだと思います。

そして、木和田社長率いる「宇和島プロジェクト」が、日本で初めて、その突破口を開いたということなのだと。
大きな、大きな一匹。大きな、大きな第一歩だと思います。
詳しくは次のリンクをご覧ください。
226)宇和島プロジェクトの進撃がいよいよ始まるようです  愛媛産養殖魚で日本初のハラール認証取得

宇和島プロジェクトのホームページ、そのトップページの最上段には次のようにあります。 「宇和海水産物の生産・加工・流通・販売の改革を起こす「宇和島プロジェクト」」

そして、木和田社長の座右の銘は “動けば変わる” だそうです。
確かにスピード感を持って動かれています。そして変化が起きています。

宇和島プロジェクトによる「改革の物語(ストーリー)」。それは宇和海の養殖漁業が長く続いた苦境を脱し、再び発展を取り戻す自信と誇りに満ちた物語になっていくのではないでしょうか。その物語が序章を終えて、いよいよ本編に入っていく。そんな気がします。
詳しくは次のリンクをご覧ください。
192)続報「宇和島プロジェクト」 輸出販路拡大 県に協力要請

「AFCフォーラム 2014年10月号」の特集を見てみたいと思います。
(AFCフォーラム というのは、農林水産行政や農林水産政策金融の解説や議論の場を提供する「日本政策金融公庫」の機関紙です。)
特集として3本の記事が掲載されていますが、その内容がまさに今回の「宇和島プロジェクト」のチャレンジの意味と価値の大きさを解説してくれています。
三つめの記事には、「企業組合あこやひめ」と「株式会社宇和島プロジェクト」のことが特徴的な事例として紹介されています。
詳しくは次のリンクをご覧ください。
191)宇和島プロジェクトの快進撃! 養殖魚の輸出拡大への道+その他も

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