201)「心を込めて作りよるけん。」ブラッドオレンジ生産者 山内直子さん

今回は「ISETAN JAPAN SENSES」のサイトから、山内直子さんのご紹介です。
関連の記事へのリンクは下の方に貼っておきます。
山内さんの新たなチャレンジについても、FaceBookの投稿へのリンクを貼っておきます。

素敵だなと思ったのは次の点です。
① ゼロからのスタートだった。
② 苦労もある。(体力的にはしんどい。)
③ 一方、やりがいもある。(手を掛けたらそれだけいいものができる。栽培を始めて10年、満足は一度もない。)
④ 伝えたい魅力がある。(宿泊施設を建てた。都会から農作業に興味のある方が来るかもしれないと思って。私には娘がたくさんいる。リピーターも多い。)

それではリンク先の記事を見てみましょう!

愛媛県南部の宇和島市で、ブラッドオレンジの生産に携わっている山内さん
山内さんは、宇和島にブラッドオレンジ栽培を持ち込んだ高木信雄さんから直接、栽培を学んだのだそう。
山内さんご自慢の、ブラッドオレンジの農園を案内していただきながら、栽培にかける思いを伺いました。

ブラッドオレンジ山内さん アイキャッチ

山内さん。ブラッドオレンジに挑戦して10年以上経っているそうです。ここではあまり多くを語られていませんが、さぞかし苦労もおありだったことと思います。
にも関わらず、いったい何が山内さんを動かしていたのでしょうか?

なるほど。柑橘栽培をやられてみて、うれしかったことや、大変だったことはどんなことですか。

山内 作業はやっぱり男の人がする仕事なので、体力的にはしんどいです。みかんの木に、全部鳥よけのネットをかける作業なんかは、家族でケンカになります(笑)。でもね、みかんの木は、子どもよりも言うこと聞くんですよ。「これだけもぐと、ここに実が何個なるな」と思うと、その通りになってくれるし、手を掛けたらそれだけいいものができる。


みかん作りの魅力は、思い描いたものが形になること、ということでしょうか?

山内 はい。それともう1つあって、宿泊施設を建てたんですよ。もしかして、都会から農作業に興味のある方が来るかもしれないと思って。そうしたら、若い女性の方がかなり来てくれて。そういう新しい、田舎にはない風を、みかん作りをしているおかげで感じられて。だから、私には娘がたくさんいるんです。リピーターも多くて、ゴールデンウィークに来た子が、冬に収穫を手伝いに来てくれたりもします。


みかん作りを通しての絆も、魅力の1つということですね。いろいろな品種を栽培されていて、やっぱりどれもかわいいですか?

山内 そう。もう全部性格が違うんでね。でも、ブラッドオレンジはやっぱり異国の子ですね。ブラッドオレンジの栽培をはじめてもう10年ですが、満足いく出来だった年は一度もないです。まだ「作ったぞ」という手応えがない。もっといいものができるんじゃないかと思っています。

http://www.miguide.jp/japansenses/20160330/shinjuku/ehi-meguri/madonna/3/

山内さんの新たなチャレンジ。FaceBookの投稿へのリンクです。(素晴らしいです。)

ついに7月1日付けで、農業研修生の受け入れ農家に認定して頂きました✨
宇和島市で今現在私だけ‼️
就農して四半世紀、沢山の方々に育てて頂き今の私があるのだと思います。
これから先、四半世紀は、微力ながら農業に興味がある若い世代に、農業の楽しさと、喜びを経験するお手伝いが出来ればと思います。
少し先走り、3月から一名研修生が我が家で頑張ってくれています。
毎日イキイキと作業をしている姿を見るのが、今の私の楽しみの一つです。
彼が一人前になって、独り立ちしてくれるのを見守っています。
女ボスで少し頼りないかもしれませが、せっかく認定して頂けたので、全力で、力になりたいと思っています。

フォローする