183)宇和島市PTA連合会 指導者研修会での宇和島水産高の講演

市P連 指導者研修会

宇和島水産高校の話題が続きます。その活動ぶりが素晴らしいので・・・。

前回(182)の記事の中で次のようにご紹介しました。

5月28(土)津島岩松公民館で宇和島市PTA連合会と宇和島市教育委員会主催の宇和島市PTA指導者研修会が開催されたようです。参加された方も多いのではないでしょうか。UCATでもとりあげられたと聞いています。
この場で、鈴木先生とフィッシュガールによる講演がおこなわれたそうです。そして、その時の演題は次のとおりだったそうです。
「地域とともに歩む水産教育の実践」

この情報は、(163)でご紹介した「宇和島市PTA連合会・会長の山本 太一さんのブログ」で知りました。山本さんはPTA指導者研修会での講演の様子を次のように取り上げていらっしゃいます。

指導者研修会は、毎年この時期に行われるもので、各PTA正副会長、各PTA専門部長、市P連各専門部長、その他PTA関係者の皆様が一堂に出席し、
宇和島市PTA連合会と宇和島市教育委員会が主催となり、『子どもの健全育成を願い連携の絆を強めながら、地域に根差したPTA活動の推進について協議する』という会です。

本年も、私(会長)と教育長の挨拶にはじまり、さっそく講演会。

演題を、『地域とともに歩む水産教育の実践』とし、
宇和島水産高等学校教諭・フィッシュガールズ顧問の鈴木先生生徒さんたち3名にご講演いただきました。

今回、水産高の皆さんにお願いした理由としては、
以前、鈴木先生と生徒さんたちが東京でのマグロ解体実演を終えた帰路でたまたまお会いすることがあり、その時の生徒さんたちの自信に満ちた屈託のない笑顔に出逢ったことがきっかけでした。
おそらく、自分たちの地域のもの(マグロ)地域で培ってきた技術都会でも受け入れられ評価され、それが自信に繋がったんだろうと思い、宇和島の子供たちがみんな彼女たちみたいに目を輝かせていたら素晴らしいし、卵と鶏どっちが先かという議論ですが、地域や我々大人たちも元気になるだろうな。っと、そのとき思ったのが講演を依頼した理由でした。

鈴木先生の大胆かつ繊細なトークに始まり、生徒さんたちが自分たちで考えたプレゼンをもとに映像を織り交ぜながら約1時間、子供たちにといいながら我々大人たちが逆に自信をもらえる素晴らしい内容でした。
今は、国内だけに限らず、シンガポールやマレーシアでもマグロ解体の実演をおこなっているそうです。英語が大変だと生徒の皆さんは楽しそうに話されてました(笑)

講演後、会場の知人たちに感想を聞いてみても多くの方からすごく参考になったとの感想をもらい、主催者としては意図をくんでいただきありがたく思いました。

宇和島には水産に限らずたくさんのいいもの、素晴らしい人がいます。それが子供たちの自信と笑顔に繋がっていくことを今後も願っていきたいと思います。

鈴木先生、フィッシュガールズの生徒のみなさん、ありがとうございました。今後、ますますの活躍を応援しています!

山本さんや教育長さんはどのような挨拶をされたのか、お聞きしたかったです。
鈴木先生と生徒さんの講演はどんな内容だったのでしょうか?演題『地域とともに歩む水産教育の実践』、次の愛媛新聞「伊予弁」の記事とタイトルが同じですから、その内容を具体的な活動を取り上げながら紹介するといったものだったのかなと想像しています。
きっと素晴らしい内容だったと思います。

伊予弁 地域とともに歩む水産教育を目指して トリミング

私の仕事や勤務先の学校は、地域の人に支えられて活動をしていることにあらためて気付く。
地域の人の助けや理解がなければ完遂は難しい。
地域は若者を支え、若者は地域に活気をもたらす。相乗効果によって生徒も地域もよくなっていく。
地域や学校への愛着と誇り、そして感謝の気持ちを持った若者を育成したい。これからも、私は「地域とともに歩む水産教育」に全力を注ぐ覚悟である。

主催者である会長の山本さんが、PTA指導者研修会での講演を宇和島水産高校に依頼したという意図もよく理解できます。
地域や学校への愛着と誇り、感謝の気持ちを持った若者の育成は、学校と地域、地域の人との連携が大切だということなのだと思います。そういう連携の輪が少しずつつながっていくなら素晴らしいですね。

http://ameblo.jp/uwajima-pta-h28/entry-12165836565.html

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