182)宇和島水産高校がまたまた快挙! 農水省平成28年度「食育推進ボランティア表彰」で受賞が決定

食育ボランティア表彰 下線付き

6月4日の「愛媛県立宇和島水産高等学校 水産食品科」のFBページで、次のように報告されています。
そこには「元気宇和島サポートバンク」のことも出てきます。(これについては機会をあらためて詳しく見ていきます。今後の宇和島の発展に大きな役割をはたすようになると思います。)

宇和島市より、農林水産省が行っている平成28年度「食育推進ボランティア表彰」で受賞が決定したというご報告をいただきました。宇和島市が行っている、食育活動の人材バンクである、「元気宇和島サポートバンク」に講師登録をさせていただき、保育園児・幼稚園児・小学生対象の郷土料理作り、魚食教育を行う活動や、県産魚を使った新製品の開発や産学官連携でのマグロ解体など魚食の普及活動が認められたものです。地域の支えがあってこのような受賞ができました。また、今月11日には福島県での表彰式に代表生徒が参加し、事例発表もさせていただくことになっております。今後とも、地域とともに歩む活動をしていきたいです。

「今後とも、地域とともに歩む活動をしていきたい」
報告は、このような今後の活動の方向性の意志表明でしめくくられています。

「地域とともに歩む」
いわば「鈴木イズム」とも言えるこの考え方。主義と言ってもいいかもしれません。
そしてこの考え方と実践が今後の宇和島の活性化に決定的に必要なものだと感じます。
次のリンクから、5月28日の愛媛新聞「伊予弁」の鈴木先生の記事をぜひともご覧ください。

177)【速報】最終回 地域とともに歩む水産教育を目指して 宇和島水産高 鈴木先生(愛媛新聞「伊予弁」)
本日(5月28日)、鈴木イズムの神髄が愛媛新聞に掲載されました。 まずは、記事をご覧ください。 ご自身と仕事のことの「振り返...

「地域とともに歩む」
地域や学校への愛着と誇り、感謝

地域は若者を支え、若者は地域に活気をもたらす。相乗効果によって生徒も地域もよくなっていく。

食育は単に食育だけの意味ではなく。地域を担う人材の育成策であり、地域の活性化策でもある。これが鈴木イズムの神髄ですね。
鈴木先生の活動はこの考え方で徹底して貫かれています。そのことが次のことにも表れています。

5月28(土)津島岩松公民館で宇和島市PTA連合会と宇和島市教育委員会主催の宇和島市PTA指導者研修会が開催されたようです。参加された方も多いのではないでしょうか。UCATでもとりあげられたと聞いています。
この場で、鈴木先生とフィッシュガールによる講演がおこなわれたそうです。そして、その時の演題は次のとおりだったそうです。
「地域とともに歩む水産教育の実践」
本当に素晴らしいことだと思います。そしてその考え方と実践の輪が市民の中に少しずつ広がってきている。そういうことなのだと思います。(私も聞きたかったです。)

話を「食育推進ボランティア」に戻します。

食育推進ボランティア表彰とは農林水産省が行っているものです。
次のように説明されています。

食育推進ボランティア表彰
農林水産省では、若い世代(概ね40歳未満)を対象とした望ましい食習慣の普及啓発等の活動に関して、顕著な功績のあった食育推進ボランティアを表彰しています。

食育推進ボランティアとは
目的
食育の推進は、国民一人一人の食生活に直接関わる取組であり、これを国民に適切に浸透させていくためには、国や地方公共団体による取組だけでなく国民の生活に密着した活動を行っているボランティアの役割が重要です。
~略~
そこで、これらの食育活動の推進を奨励するため、他の地域においても食育活動を推進する上で参考となりうるような先進的な取組をしているボランティアを表彰します。

詳細は次のリンク先をご覧ください。
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/b_hyousyou.html

水産高の取組概要については、次のように紹介されています(赤枠内)。

宇和島水産高等学校推薦

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