「あすも」から「河内晩柑」と「元気もん」が届きました。絶品です!
おいしい! どちらもその一言なんですが、一番見ていただきたいのはこの記事最後の「ものがたり」ですのでどうか、お付き合いください。
河内晩柑。もちろんそのまま食べても美味しいです。みずみずしい。
「さわやか」一言でその味わいを表現するなら、そうなりますかね。
上手な写真でなくて申し訳ありません。とにかく美味しいです!
「愛ある」愛媛のかんきつ。こんなに種類があるんですね。
宇和島に住むまで、「みかん」といば、冬こたつで食べるいわゆる「みかん」と夏の「夏みかん」。その程度の認識しかありませんでした。ほぼ一年中いろんな種類を楽しめる。
このことを知らない人は、私のようにけっこういるんじゃないでしょうか。全国的には。
山下さんのおススメで、焼酎で割ってみます。
伊方の松田酒造の芋焼酎「宮の舞」です。(これは宇和島の方からのいただきもの)
こうなりました。
どう表現したらいいのでしょう?
本格芋焼酎の芋くささをベースに、河内晩柑の爽やかさが乗っかります。
「芋くささ」と「爽やかさ」の調和がなんとも言えない不思議な味わいです。
やみつきになりそうです。
「元気もん」のこうばしさとの相性も抜群です。
こんな資料が同梱されていました。
頑張っているんだなぁ…。伝わってくるものがあります。
「あすも」さんで、ランチをいただいたことがあります。こじんまりとした明るくて清潔そうな店内。一つひとつの品が丁寧な手作りで美味しかった。いただくことにありがたさを感じるそんなランチだったことを覚えています。
よくある全国チェーンのお弁当屋さん。便利ですね。でもだからといって何か心を動かされるというようなことはありません。
最後に、見ていただきたかったのは「あすも」さんたちの思いです。
そこにあるのはストーリー(ものがたり)。この物語があるから私たちは共感し応援したくなってしまうんですね。この物語自体が「あすも」と「地域」とそれを応援する人たちのひとつの「価値」になっていると思います。
ホームページに次のようにあります。
「あすも」の方々の思い、子どもの成長、「家庭の味」「ふるさとの味」、「夢」と「目標」、地域のニーズ、チャレンジ、「地域再生」、地域で頑張っている人たちその沢山の点を、線で繋げ、面にする役割を担える存在になりたい、「きのう・きょう・そして、あすも」
私たちの考え
平成15年5月。はじまりは「あぐり工房」と書いた小さな看板。そしてたくさんの方々の声援と労働力をいただいて立ち上げた工房でした。
愛媛県宇和島市津島町。
東半分が山間地。西半分がリアス式海岸で、平地は岩松川とその支流に沿ってわずかに開ける自然豊かな大地が、私たちのものがたりの舞台です。
当時、子育て真最中の私たちの話題はいつも「食」。
農家女性として「作る食事」から「買う食事」へと時代が変化している事に危機感を感じていました。
「次世代に伝統の味を残したい」。そして「農家女性として『経済的自立』をしたい」。
私たちは「食」と「農」に関心のある農家女性4人で大きな目標を掲げ、農業の副業として活動をスタートさせたのです。『食農教育』。
手間暇かけて作る食事こそが、子どもの心を豊かにし、子どもを成長させます。
ふるさとを離れても思い出す「家庭の味」「ふるさとの味」を残さなければならない。
その責任が「食」を生み出す「農」に携わる私たちにはあるのです。
平成21年4月、食文化が変化してもやはりお米を食べてもらいたいとの強い思いで、
JAえひめ南『手作りパン工房みなみ』で米粉のパン専門店の立ち上げから製造販売にまで携わります。
私たちは、「夢」を持ち、目標を掲げ、ひとつひとつクリアして来ました。そして平成24年8月、これまで法人格を持たずに活動してきた農産加工施設を「企業組合津島あぐり工房」として再出発させ、
その事業のひとつとして、カフェ部門、「あすも」をオープンさせました。
「あすも」には「昔ながらの生活習慣や食文化を取り戻しませんか。良いものは残していきませんか。明日も一歩一歩私たちと」
と言う思いを込めました。
また「地域再生」を掲げ、地域で頑張っている人たちが沢山います。
その沢山の点を、線で繋げ、面にする役割を担える存在になりたいと考えています。
地域の皆さんに愛され、親しまれる企業を目指し、きのう・きょう・あすも、1歩1歩進んでいきたいと考えています。
「あすも」さんのホームページはこちらです。
http://www.asumo-uwajima.com/