昨年(2015年)の12月5日から愛媛新聞の「伊予弁」のコーナー土曜の筆者の一人として、宇和島水産高校の鈴木先生の記事が連載されています。
今回は、その第2回(1月9日)の記事の紹介です。
重要なキーワードは「地域活動」と「気付き」。
そして「地域とともに歩む水産教育の実践」です。
そのあたりを意識しつつ、まずは記事をご覧ください。
多くの人に地域のよさを知ってもらうイベント
その一つが「滑床ファミリーアドベンチャー」団員は地域のためという視点で活動している
私自身、ここでの活動を通して地域を見つめる大切さやアイデアを出し合う大切さを知った
生徒には地域活動に取り組むことによって、より実践的な教育を受けさせることが可能ではないかと気付いた
以上のような「いきさつ」があって、そしてこうなったようです。
地域とともに歩む水産教育の実践へのつながっているのである。
「地域とともに歩む地場産業教育の実践につながっている」
このことが、どれほどこれからの宇和島に重要な意味を持つようになることか。
何も水産業に限った話ではないということなのですね。
今回の記事から見えてくるものの一つは、鈴木先生が必ずしも最終ゴールを具体的に思い描いて、そのうえで周到な作戦を練って実行してきた…、ということではないのかもしれないこと…。
とにかく、やってみて、結果から見えてくるもの、そこから何かに気付いて、そしてそれを次に活かす。
その積み重ねをされてきた。そういうことなんじゃないかなということです。
こうした取り組みをどのようにして継承していくか。ここも大きな課題(希望)になりそうですね。