宇和島のシゴト人 その76「宇和島シゴト人バスツアー」(平成20年宇和島市の事業)に登場された方のご紹介
武田元介さんは、こうおっしゃっています。
地元への想いは、住んで密着することではじめて分かる
この感じはよくわかります。私もわずか一年の宇和島在住期間でしたが、前半の半年で気付けた宇和島のよさは海、山、そういったものでした。
そして後半の半年が、私を一挙に宇和島ファンにさせたのでした。理由は地域の方々との交流が深まったことなのです。この感覚は1日、2日の滞在ではなかなか実感できないかもしれません。
誰もが地域というものを構成している一員であり、全てのことでつながり合っているという感覚…~~国や地域のことを他人事ではなく自分のこととして思って欲しいのです。
興味を持てる何かがみつかれば、そのことをとことん追っかけてみる生き方が素敵だと思います。
小林 詳子さんは、こうおっしゃっています。
田舎の良さは外に出て改めて感じるものなのかもしれませんね。ただ、よくも悪くも協調性を重んじる社会だなと思います。
ここもうなずいてしまいます。よそ者にとってすごく新鮮で素晴らしいと感じることが、地域の方々にとっては極めて日常的な当り前のものであって、とりたててどうこう言うほどのものではないという感覚があると思うのです。
商店街の人達といかに可能性を見出し、自ら行動しようという気持ちになって頂けるかが課題です。
とにかく自分の生きたいように生きること。
お二人の高校生へのメッセージ。
武田さん、小林さんが、おっしゃっているのは本質において同じことのような気がします。
“周りの評価など気にせず、自分の好きなこと納得のいくことをやれ!”
なかなか公言できる言葉ではないですよね。
真顔でこのようにおっしゃる。高校生はそこに大いに刺激を受けたのではないでしょうか?