200)戸島を誇り高い“ぶりの島”として子供らに残してやりたいんです (元気島プロジェクト)

戸島ぶり
生産者の想い

 生産者の想い
いまの流通の仕組みの中では、魚の“味”は二の次、三の次なんです。
魚の値段が相場によって決められてしまう以上、本当は美味しい鰤を作るよりも、少しでも太らせた方が生産者にとっては利益になるんです。
でも、味はどうでもいい、太らせればいいのなら戸島で鰤をつくる意味がない。
どうして戸島で四〇年も鰤を作ってきたのか。
それは戸島で育った鰤が他所のものよりも美味しいからです。

だから戸島の生産者は世間の流れに逆らってでも美味しい鰤を目指してきた。
美味しさへのこだわりは戸島島民の誇りといってもいい。
他の漁村と同じように戸島も子供がだんだん減ってきてます。昔に比べたら海で生きていくのが難しくなってるんですね。そんな中でも、戸島を誇り高い“ぶりの島”として子供らに残してやりたいんです。
鰤ならどこにも負けんぞ、と胸を張って生きていける島をね。

「美味しさへのこだわりは戸島島民の誇り」
「世間の流れに逆らってでも美味しい鰤を目指してきた」
「戸島を誇り高い“ぶりの島”として子供らに残してやりたい」
「鰤ならどこにも負けんぞ」
「胸を張って生きていける島」

お金という利益に優先させているものがある。
それが「誇り」だと。
こうした方々の、この誇り、この生き様。
こうした生産者の方々とその事業が宇和島の誇りでもある。

「子供らに残してやりたい」
この冊子。宇和島の子どもたちに見せてやりたいです。
この誇りを宇和島のこどもたちに伝えてやりたいです。
そう思いました。

この冊子の全体は次のとおり、PDFをダウンロードすることができます。

うわうみ漁協戸島 女性部
戸島ぶりが美味しい理由
冊子「戸島ぶりが美味しい理由」を うわうみ漁協戸島支所女性部「とっとまむ」「元気島プロジェクト」より発行いたしました。
“鰤の島”の思いのつまった一冊です。是非ご覧ください。

こちらよりPDFをダウンロードいただけます。

戸島公民館・宇和島市役所7階 水産課にも置いていますのでお手に取ってご覧ください。

とっとまむ

NPO法人 元気島プロジェクト
活動の目的
戸島・嘉島の地域特性を活かした地域づくりや経済の活性化、子どもの健全育成、環境の保全、文化の振興等に関する事業を行い、地域の活性化や生活の安定及び福祉の向上に寄与する。

うわうみ漁協戸島支所女性部 −とっとまむ−

戸島ぶりが美味しい理由

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