175)生徒の頑張りが連鎖する 宇和島水産高 鈴木先生(愛媛新聞「伊予弁」第3回)

水産食品科カバー写真

❝生徒の頑張りが連鎖する❞
今回は第3回、2月6日の記事です。まずはご覧ください。

第3回 2月6日 生徒の頑張りが連鎖する(縮小)
宇和島水産高校 鈴木先生の記事はいつも要約するのに困ります。(濃すぎて省けるところがない)
第3回の記事のポイントはここだろうと思います。

「全国水産・海洋高等学校食品技能コンテスト」
全13回。11回出場。総合優勝6回。

この成績をもってわが校が優秀である、と言いたいのではない。

生徒たちは、全身全霊で自分たちの技能を磨く。夜の10時すぎまで学校に残ることもある。出場しない級友たちにもその意気込みは伝わり、自分たちも何か頑張ろうと触発され、意欲は連鎖していく。

一丸となって目標に向かう真摯な姿勢は伝統となり、今ではさまざまな方面で活躍する生徒を生み出す原動力となっている。そんな生徒たちの向上心に、私たち教員もまけてはいられない。この良き連鎖をこれからも続けていくために、私たちも日本一のサポートをしたい。

総合優勝6回。既に実績がある。そういう教育であり、取り組みである。
全身全霊。その意気込みが伝わり・触発され、意欲が連鎖していく。
真摯な姿勢は伝統になる。活躍する生徒を生み出す原動力になっている。
生徒たちの向上心。教員も負けられない。日本一のサポートをしたい。

これって、宇和島水産高校の中だけの社会だから実現できることですか?
それとも、宇和島の地域社会全体においても実現可能なことでしょうか?

宇和島には日本一の産業がいくつもあります。

次のとおりキーワードを置き換えて読んでみてください。
「水産高」を「宇和島」に、「生徒」を「次世代を担う若者」に、「教員」を「地域の大人」に。何か違和感がありますか?無いと思います。

宇和島には、ものすごい可能性、希望があると思います。
それを水産高と生徒さんと先生が実証しているんだと思います。

甘い見方でしょうか?

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