172)日々挑戦しながら楽しみたい!(さかほしけいさん)

今から8年前の平成20年に宇和島市が行ったイベント「宇和島シゴト人バスツアー」に登場した方のご紹介。

今回は、さかほしけいさん(創作家)です。

日々挑戦しながら楽しみたい!新しいものを創りだすシゴト人

さかほしけい 1

さかほしけい 2

創り出す。新しいものを。挑戦しながら楽しみたい
考えてみれば、仕事と言えば「雇われること」が「当たり前」と思ってきた人も多いかもしれません。
「雇用がない」これまでよく言われてきたことですが、これって「雇ってくれる人がいない」って意味です。
創作家、さかほしさんは、ちょっとちがうんですね。

当たり前だった「宇和島」

~『宇和島』に対する印象は変わりましたか?

高校生の頃は、自分が宇和島で生活していることが当たり前すぎて、『宇和島』という土地に対しては何も考えたことはありませんでしたね。でも東京に出てから、『宇和島』どころか愛媛の場所も知らない人がたくさんいたんですよ!「どこそれ〜?島?」って言われると、やっぱり自分のふるさとにこだわりを持っていたのか、「なんで知らないの!?」って力を入れて説明していました(笑)。
今は宇和島に帰ってきて、都会での生活も知ったうえで改めていい場所だな〜と実感しています。高校生までは当たり前だった自然や人との繋がりが、都会ではなかなかないので、本当に恵まれた環境だなと思います。

「やってみたいなぁ…」から「やろう!」へ

~最後に、高校生へメッセージをお願いします。

楽しいことも、つらいことも全部今のうちに味わっておくといいと思います。
日常生活の中では、「できることなら楽しいことだけしていたい」と思うかもしれません。勉強でも部活でも恋愛でも、今つらい、しんどいと感じたことや、考えたことは大人になってから絶対に活かせることばかりです。
「やってみたいなぁ」と少しでも思ったことにはチャレンジすべきです。「やりたいことなんてない」と思っていても、意外と近くにあるものですよ!

「当たり前だった自然や人との繋がり」宇和地に帰ってきてそのよさに気付くとおっしゃっています。
「当たり前」だと思っていたことが、実はちっとも「当たり前」ではない。ここです。

新しいものを創りだす、シゴト人。最後のフレーズ。素晴らしいですね。

今、「起業家教育」ということの必要性が見直されています。
次回以降、このことについても考えていきます。

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